しゃっきざん じさんいん
えんこうじ

納 経
住所 高知県宿毛市平田町中山390
電話 0880-66-0225
駐車場 有り
宿坊 有り
宗派 真言宗智山派
開基 行基菩薩
本尊 薬師如来
真言 おん、ころころ、まとうぎ、そわか
絵 姿
アクセス

土佐くろしお鉄道・なかむら駅⇒高知西南交通バス片島行(約40分)⇒寺山口 下車

土佐くろしお鉄道・すくも駅から市街方面へ国道56号線を走り、バス停山口を左折。(約15分)

38番金剛福寺から約74km

 

略縁

 当山は、聖武天皇の神亀元年(724)行基菩薩が勅願により、自ら薬師如来を刻んで本尊とし一寺を創建されたのがはじまりであります。薬師の瑞相にちなんで亀鶴山と称し、院号は施薬院、寺号を宝光寺、本尊の胸中には、行基菩薩感得の仏舎利を秘蔵したと伝えられます。

 桓武天皇の延暦十四年(795)大師が来錫され、勅願所として再建、日光月光の両菩薩を選んで脇侍とされ、七堂伽藍を整えたということです。

 この時大師は、錫杖で土を掘ったところ清水が湧き溢れた。いまも本堂の横にある、゜目洗い井戸゜がそれであります。

 延喜十一年(911)赤亀が梵鐘を背負って、海中から現われたので寺号を赤亀山院延光寺と改めました。

仁王門
本堂
大師堂
目洗い井戸
梵鐘を背負った赤亀
竜宮城から持帰った梵鐘

 



ここが見所

●眼洗いの井戸:本堂横の池のそばにあります。延暦14年お大師さんが寺再興の法を修いたところ
浄水乏しきを嘆かれ本尊を凝して池を掘り加持したところ霊水が湧き出たといわれています。お大師さんはこの水を宝医水と名づけ、今の「眼洗い井戸」となり、参拝者はこの水で眼を洗って眼病治癒を祈願しています。

●梵鐘:赤い亀が竜宮城から持帰ったものと伝えられ、高知県最古のものといわれています。

 
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