りょうしょうざん どうりんいん
しろみねじ

納 経
住所

香川県綾歌郡国分町国分2065

電話 087-874-0033
駐車場 有り
宿坊 なし
宗派 真言宗御室派
開基 弘法大師
智証大師
本尊 千手観世音菩薩
真言 おん、ばざら、たらまきりく
絵 姿
アクセスマップ

JR予讃線さかいで駅⇒コトサンバス玉越行・大屋冨行(5分)⇒高屋 下車

坂出ICから県道33号線・16号線を経由し、坂出町高屋町に。県道180号線とのT字路を右折。約30分。

80番国分寺から約14km

 

 弘仁6年弘法大師が登峯して山頂に如意宝珠を埋め阿伽井を掘って衆生済度の誓願をお垂れになったところであります。次で貞観2年智証大師が山上瑞光を見て登頂し、山神白峯大権現の神託を受けて、海上に異香を放つ霊木で千手観音を刻み本尊として安置せられました。中世保元の乱が起り、崇徳天皇は当国に配流せられ、長寛2年8月行在所木丸殿に於て崩御、御遺詔によって当山稚児嶽上にて荼毘にふし御陵が営まれました。仁安元年10月の頃、西行法師が四国修行の砌、当山に詣でて御廟前でお通夜をし、御法楽を誦し爾来御代々の聖主、公家、武将等深く尊霊を畏敬し種々の霊宝詩歌等を献じ、御慰霊の誠をつくし今日に到って居ります。

 
七棟門
本堂
大師堂
13重塔
石段
81番白峯寺から瀬戸大橋を望む

ここが見所

●頓証寺殿:崇徳上皇の御廟所です。現在殿全体のメンテナンス中です。

●十三重石塔:源頼朝が崇徳天皇の菩提のために建立したと伝えられ、東西両塔ともにその形が似ていますが材質工法が各々異なり、東塔には弘安元年、西塔には元亨4年の刻銘があって鎌倉中期と末期に建立されたことが明らかです。東塔は総高5.95メ−ト、ル西塔は5.62メ−トルです。

●玉章(たまずさ)の木:石段手前にある欅の木のことです。「たまずさ」とは巻紙のことで崇徳天皇は山で鳴くホトトギスの声を聞き「鳴けばきくきけば都の恋しさにこの里過ぎよ山ほととぎす」と詠まれた。ホトトギスたちは天皇の御心を察しくちばしにこの木の葉を巻いて鳴き声がもれないように」したとか。

 

 

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