ごけんざん かんじざいいん
やくりじ

納 経
住所

香川県牟礼町牟礼3416

電話 087-845-9603
駐車場 有り
宿坊 なし
宗派 真言宗大覚寺派
開基 弘法大師
本尊 聖観世音菩薩
真言 おん、あろりきや、そわか
絵 姿
アクセスマップ

JR高徳線やしま駅⇒約6km⇒八栗ケーブル(約5分)⇒約100m

高松西ICから国道11号線南バイパスを牟礼町へ。県道36号線を進み、ケーブル登山口駅へ。約40分。

83番屋島寺から8km

 

 

 当山は淳和天皇の天長6年(西紀827)の創建で弘法大師開基といわれ、寺伝によれば、大師がこの山に登って虚空蔵求聞持法を御修行のみぎり結願に至って五柄の利剣が虚空より降り金剛蔵王示現しこの山の鎮護を告げられました。大師はこの五剣を厳軸に埋めて山の鎮護としたので五剣山と名づけ、又大師の入唐前に再びこの峰に登られ入唐求法の前効を試みるために植え置かれた焼栗八枚帰朝後に悉く生長繁茂したという因縁で八栗寺とよばれるようになったのだということです。

 天正年間長曽我部元親の兵火に焼失したが、文禄年中無辺上人が、復興を企て、寛永19年に藩主松平頼重侯が現在の本堂を再建、延宝5年には木食以空上人が東福門院御下賜の歓喜天を当山に勧請、霊験あらたかにて四季を通じて参詣者が絶えません。

 当山鐘楼には昭和30年鋳造、日本有数の歌人で能書家として有名な故会津八一博士(秋草道人)作歌・揮毫の歌銘「わたつみのそこゆくうをのひれにさへひひけこのかねのりのみために」の梵鐘がある。

 

仁王門
本堂
大師堂
中将坊堂
聖天堂
五剣山

 

ここが見所

●聖天堂:本尊は弘法大師作の歓喜天。象頭人身の男女の神が抱き合った姿をしていて50年に一度しか開帳しない秘仏となっています。

●中将坊堂:山の守り神である天狗の八栗山中将坊を祭るお堂です。八栗寺が古くから山岳修験の場であった名残だそうです。

 
  札所一覧へ
 
前のお寺へ
次のお寺へ
 
ホームへ